CHIANG MAI · NEXT STEP
地域の会社・お店でAIを使う
毎日の仕事から、繰り返している作業を一つ選びます。AIが下書きや整理を行い、人が確認して使う形を、小さく試すための案内です。
1つの仕事で、小さく試して判断する
- 作業を選ぶ
繰り返す1業務と、いまの作業時間を決める
- 人が確認して試す
機密情報を除き、出力の誤りと確認・修正時間を記録する
- 続けるかを判断
導入前と総作業時間を比べる。負担が増えたらやめる・見直す
どんな作業に使えるか
次は導入実績ではなく「活用例」です。最後の判断・承認は担当者が行います。
問い合わせ
内容を分類 → 回答案を作成 → 担当者が確認して返信。
転記
定型資料から候補項目を抽出 → 元資料と照合 → 承認後に反映。
見積
決めた条件から下書き → 数量・価格・条件を人が確認 → 承認後に提示。
自動送信・自動契約・無人での価格確定を前提にしません。
最初の一つを選ぶ
| 比べること | 確認すること |
|---|---|
| 件数と時間 | 毎月何件あり、1件に何分かかっているか。 |
| 入力の揃い方 | 必要な項目や形式が揃っているか。例外はどのくらいあるか。 |
| 間違えた場合の影響 | 誰にどんな影響があり、利用前に取り消せるか。 |
| 人の確認 | 元資料と照合する担当者と、止める条件を決められるか。 |
件数が少ない、影響が大きい、入力が毎回違う場合は、AIを入れる前に手順や資料を整理する選択肢もあります。
個人情報を渡す前に
最初はダミー・匿名化したデータで試します。使うサービスの権限、保存期間、学習・二次利用、社内ルールを確認し、秘密や個人情報を無断で外部AIへ入れないでください。
このページには、入力内容を送るフォームやファイルアップロードはありません。
効果をどう確かめるか
| 件数 | 導入前の時間 | AI処理+人の確認時間 | 誤り・例外 | 修正工数 |
|---|---|---|---|---|
| 記入する | 1件あたりの分数 | 1件あたりの分数 | 内容と件数 | 分数と原因 |
削減時間の試算(分)= 件数 ×(従来の1件時間 − 人の確認を含む導入後の1件時間)
時間へ直すときは60で割ります。導入・教育・保守の固定工数は、この試算と別に差し引いて判断します。
| 計算例(実績ではありません) | 結果 |
|---|---|
| 月100件、従来8分、導入後5分 | 100 × (8 − 5) ÷ 60 = 5時間/月。固定工数は別。 |
| 月20件、従来3分、導入後4分 | 20 × (3 − 4) ÷ 60 = −約0.33時間/月。手間が増える例。 |
時間が減っても、売上増加や人件費・人員の削減を保証するものではありません。品質と確認の負担も一緒に比べます。
試すときの手順
- 1業務を選ぶ。
- 現状の件数・時間・品質を測る。
- ダミーデータで試す。
- 人の確認と例外処理を決める。
- 受入条件を満たすか、同じ条件で比較する。
- 続ける・手順を直す・導入しない、のどれにするか判断する。
自社の1業務で試したい方へ
比較表を使い、試したい作業と人が確認する範囲を整理できます。まず小さく確かめ、条件が合わなければ止める判断も残しておきましょう。